その66。
tmlib.js 怒濤の 100 サンプル!! – Graphics(HTML5 Canvas) 編
今回試すサンプルは「影(shadow)」の「影のオフセット X 値を指定しよう」です。
ではサンプルが掲載されているのでまずは見てみましょう。
中央のボタンを押してみて下さい。
赤の矩形の影が右寄りに描画されたと思います。
/* * 定数 */ var SCREEN_WIDTH = 465; var SCREEN_HEIGHT= 465; tm.main(function() { // canvas インスタンス生成 var canvas = tm.graphics.Canvas("#world"); // 幅, 高さを指定 canvas.resize(SCREEN_WIDTH, SCREEN_HEIGHT); // 画面にフィットさせる canvas.fitWindow(); // 影を指定 canvas.shadowBlur = 20; canvas.shadowColor = "black"; canvas.context.shadowOffsetX = 10; // 四角形を描画 canvas.fillStyle = "red"; canvas.fillRect(100, 100, 300, 200); };
今回勉強するのは18行目になります。
18行目
「 shadowOffsetX 」
影の位置をX方向に調整するプロパティです。
デフォルト値は「 0 」で矩形と重なっているような状態すのでサンプルのように「 10 」と指示すると矩形より右に移動し、マイナスの値を指示すると左に動きます。
重なっている状態と表現しましたがこれは影を描画するのに基準となるものがという意味です。
影自体はこの基準となるものから16行目で指示している値だけ描画されます。
あまり細かく説明して自分でも混乱してしまいますので、影をX方向に動かせるものだと覚えるのがいいですね。