その69。
tmlib.js 怒濤の 100 サンプル!! – Graphics(HTML5 Canvas) 編
今回試すサンプルは「影(shadow)」の「影のスタイルを一括で指定しよう」です。
ではサンプルが掲載されているのでまずは見てみましょう。
中央のボタンを押してみて下さい。
赤の矩形の影が右下に描画されたと思います。
/* * 定数 */ var SCREEN_WIDTH = 465; var SCREEN_HEIGHT= 465; tm.main(function() { // canvas インスタンス生成 var canvas = tm.graphics.Canvas("#world"); // 幅, 高さを指定 canvas.resize(SCREEN_WIDTH, SCREEN_HEIGHT); // 画面にフィットさせる canvas.fitWindow(); // 影情報を一括設定(color, offsetX, offsetY, blur) canvas.setShadow("blue", 10, 10, 20); // 四角形を描画 canvas.fillStyle = "red"; canvas.fillRect(100, 100, 300, 200); };
今回勉強するのは16行目になります。
16行目
その64、その65、その66、その67で勉強した影、色、X方向調整、Y方向調整を1行で指示するメソッドになります。
パラメータとしては「 .setShadow( color , offsetX , offsetY , blur ); 」という順番になっています。
color | 影の色 |
offsetX | X方向の調整 |
offsetY | Y方向の調整 |
blur | 影の大きさ(ぼかし効果のサイズ) |
サンプルで言いますと、
影の色は青、X方向に10移動、Y方向に10移動、影の大きさは20
ということになります
処理によって一度に指示したほうがいい場合と個別に指示したほうがいい場合があると思いますのでそれがいつなのか考えてみるとおもしろいことが出来そうですね。